村井先生.jpgオステオパシーを学ぶきっかけ…
という題目で講師ブログを進行しておりますが、実は私、さほど崇高な目的もドラマチックな始まりもありませんでした。
こんな人もいるんだ、と思って読んでいただけたらと思います。

数年前にオステオパシーを取り上げたTV番組を見ていました。
そのときは「ただ手を使うと言ってもすごいのがあるんだなぁ…」といった感じで、名前をぼんやり覚えている程度でした。

その数年後、私は接骨院の事務を請け負う部門を持つ会社で働くことになり、そこでとっていた業界紙をパラパラとめくっていた時、オステオパシーという言葉に再会しました。
「なんだったっけ?」とインターネットで検索したときに、またやはり「すごい良い物のような気がする」と思いました。
化学の視点で説明のつく、全身をみる手技療法…しかも予防に長けている…

うーん…なんか面白そうだし…やってみようか!

全く施術も受けずにオステオパシーを学び始めてしまいました。
今思うととてもおっちょこちょいですね。

でも本当に勉強してよかったと思っています。
というのは、私の周りの方の「なんか最近楽しい。色々やる気になってきた」「ご飯がおいしい」という声を聞くようになったからです。これといった自覚症状がなく、メンテナンスのつもりで来ていただいていた方々なのですが、わざわざそう言いに来てくださったりもしました。
改善したから、今まで不快だったことに気付いた、と。

酷い痛みを抱えていたり、苦しんでいる方を施術するのが大切なのは言うまでもありません。改善すれば、「良かったですねー!」と本当に思います。
でもそれと同等に、ちょっとした不快を減らすことの意義、予防医学の意義というものを今ヒシヒシと感じています。

楽になれば楽しいことが増える。
病気やケガをしづらくなれば、気兼ねなくやりたいことができる。
そんな話が聞けたらやはり嬉しい。

何でオステオパシーの勉強を続けてこられたのかと色々考えましたが、私の場合はそれに尽きると思います。本当に単純。でもそれで良いと思っています。

実際、勉強は覚える事、考える事ばかりで「これまでにこんなに勉強したかなあ?」と思うぐらいハードでしたが、少しずつ分かってきて、色々な知識が関連付けられるようになってくるととても面白くなっていきます。
そして、ブログ第1弾の越生先生の投稿にもありましたが、私たちは今、各授業をさらに関連付けて、もっと解りやすく、興味深いものにしようと模索中です。

オステオパシーは一生勉強です。私たちも来年4月に第1期生を迎える準備をしつつ以前使ったテキストを眺めながら、その頃見い出せなかった色んな発見をまた楽しんでいます。

きっと講義が始まると、もっと色んな発見があるのでしょう。皆さんと一緒に勉強できる日を楽しみにしています。

 

アトラス・オステオパシー学院講師
村井 香織