oya.jpg私が「オステオパシー」という言葉をはじめて聞いたのは、トレーナーの専門学校の時でした。そこの講師の1人がオステオパシーという言葉をよく使っていました。「なんだろう?」と興味が湧き、思い切ってミシガン州立大学オステオパシー医学科(MSUCOM)の2週間の研修に参加する事にしました。実際に受講して目から鱗が落ちすぎて「これは凄いな」とワクワクしてしまいました。オステオパシーには、私が常に感じていた手技への疑問に答えてくれる気がしました。そして、研修を受けた事で「オステオパシーを学ぶには、セミナーではなく学校で基礎から理論と検査を学びたい。これがなくてはテクニックも何もない」という思いが強くなり、オステオパシーを学校で学ぶ事を決意しました。
 

~まさか!~

研修の時にアメリカのD.O.に聞いた事は、「日本人でD.O.になった人はいるかも知れないが、見つけるのは難しいと思う」と言われました。それもそのはず。アメリカでは、「D.O.はドクター」ですから日本人で探す事は難しく、まして日本にいるとは考えられませんでした。帰国後、D.O.を語る日本人がいる事を知り、「本物のように書いて、よく見たら偽者じゃないの?」と疑っていました。が、しかし「まさか!」の本物で、その先生が本校の学長である森田博也D.O.でした。その時の驚いた衝撃を今でも覚えています。今では日本にいながらD.O.に教えて頂けることが嬉しくて仕方がありません。

~学ぶ上で大切だと思う事~

私は、28歳の時に医学の勉強を始めたのですが、妻子もいたので必至になって勉強しました。仕事の合間に単語帳に骨や筋肉、内臓の絵を描いて名称を覚えたものです。最初は余裕などなく、焦りと不安からイライラした事もありました。オステオパシーの勉強は本当に大変で、トレーナーの学校も医療系専門学校でしたが比較できないほど覚える事が多く、授業についていくだけでも最初は大変でした。しかし、順を追ってしっかり学ぶ事で、パズルのように少しずつ組み合わさり、楽しさを感じるようになりました。焦らず堅実に学ぶ事でしっかりとした基礎ができあがってくると思います。強制的に覚えていく事は苦痛に感じますが、自発的に学ぶ事は、「知りたい」という欲が出てきます。色々な事に興味を持って学んで下さい。

オステオパスになるという事は、「カリキュラムが修了したら終わり」という訳ではありません。オステオパスは、一生オステオパシーを学ぶ学生であり、人の体にゴールはありません。「オステオパシーは、人を幸せにするためにある」と語ったD.O.がいましたが、まさにその通りだと思います。皆さんと共に学べる事を楽しみにしています。

講師がオステオパシーを学ぶきっかけを公開していきます。

次回の講師ブログをお楽しみに!

アトラス・オステオパシー学院講師

大矢紘爾