2019年度 法人の現状について

「オステオパシーのファミリーへようこそ」

これは私たち法人では挨拶状や学校案内など事あるごとにスローガンのように使ってきた文言です。
この言葉の現すとおり、私たちは常にオステオパシーについて学びたいと願う人に、誰もが学べる環境を提供したいと考えています。医療系国家資格の有無や経験に関わらず、「学びたい」という意思をお持ちの方の期待に応えるため私たちアトラス・オステオパシー学院はこの文言を使っています。

数ある手技療法の中でオステオパシーに行きついたみなさん、それは解剖学に基づく科学的な根拠を基に行うオステオパシーの技術は「他とは違う。」と思ったからではないでしょうか。医学的な根拠のあるベース、なおかつ臨床に役立つ手技であるとどこかで判断をされた答えではないでしょうか。

教育課程の変更と経緯

2019年度は教育の形態が単科講習のみとなります。これまで年間で行っておりました各教科の講義内容を分割して受講していただきやすくいたします。講義を教科ごとに1クールから複数回のクールに分割し、そのどこからでも受講が可能です。(詳細は単科講習のページにて後日掲載)

例年、教育過程を変更している背景には以下のようなNPO法人としての理由があります。開校以来ありがたいことに毎年本学院にご入学を希望される方はおられますが、学校を運営していくには程遠い状況が続いています。
カリキュラムについても3年制から3年目の実習をオプション授業として2年制に、早期に基礎医学を終わらせ1年制で実技を行うなど就学の年数を短くする試みをしました。これは当学院の学生の大半が30代の社会的に働き盛りの方が多く1日も早くオステオパスとして社会貢献をしていただきたいからです。
また、一部講義において聴講制度のように外部の方が学生と一緒に講義に参加ができる単科講習も設けました。

しかし今までのところ、入学者数の大幅な増加には繋がっていません。

少し現在の施術業界について目を向けてみますと、街中には安価なもみほぐしの店舗が乱立しています。アルバイトのような形態で雇用者を募り、簡単な基礎知識とストロークを実技としてすぐに臨床の場に出ることが可能です。まさに働きながら学べるという事が実現できそうでありますが、提供が安価であるために必然的に施術の報酬も安価になります。
この形態を悪いとは申しませんが、この安価なループはそのまま施術家の生活のループになりかねないということです。また、徒手技術をきちんと学びたいと望む施術家にとってはどうでしょうか?

施術家の学ぶ姿勢はそのままクライアントへの姿勢につながります。施術家とはクライアントの身体を診るだけではなく、身体のプロフェッショナルとしてクライアントの教育もその範疇になります。
当法人は真摯に身体について学び、またその捉え方がオステオパシー哲学に則っているものだとご理解ください。学びたい方に垣根は無く、卒後においてもオステオパシーの考えがベースにあるということのみです。

過去の様々な試みから、オステオパシーを学ぶにおいて2年制のカリキュラムが理想的であると私たちは考えています。ですが現状を鑑み、今期は単科講習の形態をとらせていただきます。いかなる状況におきましても法人として教育の需要があるかぎり、オステオパシーの基礎・実技を誠実に伝えてまいりたいと思っています。

スタッフ一同

050-5353-3731受付時間 9:00-17:00 [ 土・日・祝日除く ]

お問い合わせ